AT全盛期にあっても、強烈な個性により異才を放った「ミリオンゴッド」。その伝説的名機を5号機でリメイクしたのが本機。

システム的には前作を踏襲したかのような、ボーナスを搭載せずコイン増加機能をARTに特化させたタイプ(前作はAT)。そのARTは1G約2.4枚増加という高純増タイプで1セットのゲーム数も100Gと多く、ART1回の獲得枚数が5号機のビッグボーナス級にもなる。ゲーム性も概ね前作に酷似し、液晶演出で奇数図柄が揃えばART突入、メインリールにGOD図柄が揃うと5セット以上が確定する。もちろん消化中にもセット数の上乗せ要素が複数あり、超高確率で上乗せが期待できる上乗せ専用状態「EXTRA GAME」も搭載。コイン純増・継続共に期待感の高いARTになっており、スペック的には昨今のARTの中でも特に一撃性能に特化した内容になっている。

液晶演出のポイントは、毎ゲームメインリールに合わせて変動する液晶図柄で、図柄のテンパイ頻度や停止パターン(奇数図柄が多い)などにより、ARTの潜伏や内部モードを示唆する内容。その他には「ブラックホール演出」や「枠揺れ」などの映像演出も搭載されている。